群青日和

日記帳が欲しかったので作りました

無駄とは

そんな事して何になるんだってことをわたしはよくしてしまう。しかもめんどくさいことにやる前から「そんなことしたら自分が傷つくだけだって…」というような事を自分はしてしまう。たとえば昔、なぜだか嫌な予感がして当時付き合っていた彼氏の友達の女の子のSNSを開いてみたら、彼氏が他の女の子と手を触り合うスキンシップをしているだけの動画が上がっていて、見る度に傷つくのは分かっているはずなのに何度も何度も夜中に無駄に再生してしまった。もちろん見る度に嫌な気持ちになったし、何度も何度も見ているうちに涙がぽたぽた溢れてきた。やめりゃいいのにそんなこと、と当時も分かっていた。他にも嫌な出来事を毎晩毎晩わざと思い出してはアホみたいに風呂場で泣き崩れたりもした。思い出さないようにする事なんて容易にできたはずなのに何故だか毎晩思い出してはブルーになり、自分を思い詰めては泣いていた。

世間的に自傷癖はリストカット等のわざと体に傷をつけてしまうことを言うと思うけれど、でもわたしはこの嫌なことをわざとして自分を思いつめてしまう、こんな自分の癖も自傷癖だと思う。何でそんなことをしてしまうのか、構って欲しかった?それもあるかもしれない。現にわたしは自分のことがとにかく空っぽな存在に思えているし、他人に甘えると自分の存在を認めてもらったような気がして心が落ち着くことがある。

これはわたしの場合だけど、自分が苦しんでる時に自分の存在がそこにあるような錯覚をしてしまう。結局わたしは空っぽな存在だから、何かで満たさなければ自分がなくなってしまう。その何かがたまたま自分にとってインパクトの大きい悲しいことや辛いことだった、ただそれだけなのかもしれない。

きっとわたしはこの自傷癖は一生直らないと思うし、何ならこれからもっと酷くなる可能性もあると思う。空っぽなわたしの中に辛さを埋めていくそれだけの時間なのかもしれないし、これが自分にとってもしかしたら良いことなのかもしれない。今は気づいていないだけで。

結局自分に自信の無いさみしがりさんなのでこれからの自分を精進しなければならん、という事なのかしら。